いつかのモニュメントバレー
- ココペリハウス伊豆高原
- 2024年9月9日
- 読了時間: 2分
ホームページを作成するにあたって、過去に撮ってきた写真をピックアップしている。
何度も訪れた大好きな場所がモニュメントバレーだ。

モニュメントバレーはアメリカ合衆国のユタ州とアリゾナ州にまたがって広がり、「ナバホ族」の居住地域である。
現在は「ナバホ族の聖地」として有名な観光地になっている。
独特の地形は2億7千万年位前の岩山が風化や浸食によって地層が形成されたもので、今でも風化が進んでいる。
ロッキー山脈からの鉄分を大量に含んだ川の泥が堆積し、鉄分の酸化により赤褐色の地表となった。
遺跡がたくさん発見されており、古くから先住民が存在していたことは確からしいが、西暦1300年頃を境に姿を消してしまったらしい。
その後ナバホ族が定住するようになったそうだ。
観光地ではあるが公共交通が通っていないので簡単に行くことはできない。
この場所に行くために長い日程を組んで、途中小さな町のホテルに泊まりながらロングドライブを重ねてようやくたどり着ける。
夕日に染まるモニュメントバレーは何度見ても感動してしまう。
燃えるように真っ赤に輝く岩山は圧巻だ。

そして、この地に泊まった者だけが見ることのできる景色が夜明けのモニュメントバレーだ。
岩山の奥から登ろうとする朝日がまるで影絵のように真っ黒なシルエットの岩山を浮かび上がらせる。
その大きなシルエットに潰されそうな感覚になってどこからか「怖い」という感覚が襲ってくる。

この地はかつて西部劇などの映画の撮影地でもあったため観光地として有名なビュースポットも多くあり、多くの人が訪れている。

新しいことを始めるのは怖いけど、
またこの場所に行けるように頑張って生きてみようと思う。
必ずまた行こう。
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